Kindleのコレクションを整理した話

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私は漫画をKindleで購入している。

漫画を読むならタブレットがベストだと思っていてiPadを使用しているのだが、残念なことにAmazonはあまりアプリに力を入れておらず、使い勝手が微妙な時がある。

本の冊数も増えてくるとなかなか目当ての本が見つけられなかったりして(タイトルや作家名を忘れていることもあるので)、紙の本を本棚で眺めていた時のように「読みたい本」を本棚から探すことがなかなか難しい。

Kindleには「コレクション」という機能がある。
イメージとしてはタグに近く、1冊の本を複数のコレクションにまとめることができる。

私はコレクションを使用して本を分類することで、アプリ上から読みたい本にたどり着いたり、「あ、そうそう今これ読みたい気分~」と本棚を探索しやすいようにしている。

今回はコレクションを全部解除して(正直やってしまったと思っている)、数年ぶりにコレクションの整理を行ったので、私的分類方法をシェアしたい。

分類番号

コレクションの並び替えがうまくいくよう、コレクション名には3桁の「分類番号」を振るようにしている。

100番台はコミックス、200番台はノベル、のような感じで大分類を決め、2桁目、1桁目は大分類の中でのカテゴリ分けで振る。

数字は区分として見やすくなるので、とてもおすすめ。

旧分類

  • 100 【漫画・コミックス】
    • 101 1巻
    • 101 1巻({ゾーニング分類})
    • 101 1巻(完結)
    • 110 {ゾーニング分類}
    • 110 少女コミック
    • 110 少年コミック
    • 120 {タグ分類(ネット小説系, もぐもぐ系など)}
  • 200 【小説・ライトノベル】
    • 210 ライトノベル
    • 210 小説
    • 211 1巻
    • 211 {ゾーニング分類}
  • 300 【暮らし・実用】
    • 310 {分類(デザイン, レシピなど)}
  • 400 エッセイ
  • W-{50音} {作家名}

100番にゾーニング分類以外の全漫画が入っており、加えて101番に1巻を分類しながら分ける形。
一件綺麗に見えるが、この分類の難点が2つある。

一つは、110番に細かな分類を用意していて1巻以降も全部分類して入れていたところ。
新刊が出るたびに、「これは100番と、110番の少年コミックと……」とやっていた。
マメすぎる。そんなところは適当でいい。

実際数年この分類で使ってみて、本を探すときは1巻リストからたどっていた。
2巻以降から辿ることは全然ない。特に漫画はシリーズで分類してくれる機能がアプリにあるので(小説もできるようにしてほしい……)その傾向が顕著だった。

これが面倒くさすぎて未分類のコミックがたまっていく傾向にあったので、この手間をなくしてしまいたい。

二つ目の難点は、100番、200番のがさっと入れるだけの分類がコレクションの上の方に来るところ。
この分類からたどることがほぼないのに先頭にくる。
1巻リストが先がいい。

ということで見直すことにした。
解除なんかしないで、リネームから始めればよかったと心底思っている。

新分類

見直した新分類がこちら。

  • 100_1巻
    • 101_1巻(少女漫画)
    • 101_1巻(少年漫画)
    • 102_1巻({ゾーニング分類})
    • 103_1巻({タグ分類(ネット小説系, もぐもぐ系など)})
    • 108_1巻(完結)
  • 110_オフィシャルブック
  • 190_漫画・コミックス
    • 192_{ゾーニング分類}
  • 200_1巻
    • 202_{ゾーニング分類}
  • 290_小説・ライトノベル
    • 292_{ゾーニング分類}
  • 300_暮らし・実用
    • 310 {分類(デザイン, レシピなど)}
  • 400 エッセイ
  • W{50音}_{作家名}

一つ目の難点だった細かい分類をやめ、190番を1巻以降の本をがさっと入れるコレクションとして用意し、それ以外の細かいタグのような分類は削除した。
ゾーニングだけは192番として残して、人に貸したときにうっかり踏んでしまわないようにだけ気を付けている。

これで、2巻以降の本は190番か192番のコレクション1つだけを付ければOKになった。

ゾーニングくらいなら即判断ができるので、読み終わったらぺぺっと入れられる。

二つ目の難点だった1巻リストが先に来ない問題を解決するため、100番台、200番台は1巻リスト用の分類番号にした。

コレクションを名前で並び変えたとき、真っ先に一番よく使う1巻リストが出てくるので、スクロールが最小限で済んで良い。

以前が細かかったので雑すぎるかと少し心配もしたのだが、1巻がちゃんと分類されているので全く問題ない。
わかってはいたが、使ってみて問題がないと苦労して分類し直した身としては安心する。

もう一つ、ゾーニング分類も、しっかり1桁目を「2」と定めたことで、順番が明確になって見やすくなったのも良い点だったかなと思う。

まとめ

最初分類を考えたときは、なんとなく図書館の分類等を見ながら分類した記憶がある。

コミックを電子書籍で持つようになって、しばらく使ってより使いやすいように、と整理したので、元々よりも使い勝手は随分よかった。

ただ、電子書籍をどんなふうに探したいか等を検討する前に、適当にコレクションを作成した形だったので、やっぱり使いにくさはあって、見直したいと思っていた。

年末に大量に買ったコミックを分類する前にやってしまおう! と重い腰を上げて対応したが、やってよかったと思っている。

他の人がどんなふうに電子書籍を管理しているのかも気になっているので、良かったら教えてください。

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