毎年阪急梅田のバレンタインチョコレート博覧会に行こうかどうかと思っていて、結局いつも大阪高島屋のアムール・デュ・ショコラに落ち着いてしまう。
特段チョコレート好きというわけでもなく、いつも「会社帰りに寄るか」というテンションなので、阪急の人混みに耐えられそうにない。
来年こそは阪急も見てみたい。
今年は、昨年も気になっていたVan Dender(ヴァンデンダー)のボヤージュデュショコラというボックスを購入。
サイのロゴが可愛い、なんだか印象に残るブランド。

エクアドル、コスタリカ、ヴェネズエラ、マダガスカル、メキシコ、ブラジル。
6ヶ所の産地それぞれのカカオの味を楽しめる箱。
エクアドルは自社農園らしい。
ふと気づいたけど、コスタリカって「COSTA RICA」って書くのね。分かれてるのね。
スペイン語で「富める海岸」という意味だそうです。
話を戻してチョコレート。
Van Denderはベルギーに1店舗しかないお店。
王宮御用達、認定ショコラティエのエルマン・ヴァンデンダーさんのショコラを提供しているお店だそう。
昨年も今年も、「普段は日本で売ってない」と店員さんが言っていたのはそういうことだったのね。
そもそも世界に1店舗しかない。
ちらっと調べたら公式に輸入しているショップがあるとかないとか出てきたんですが、情報が古かったのかも。
今回イベントに来ていたのは私が買ったボヤージュデュショコラと、可愛いプラリネが入ったアソート。
ボヤージュデュショコラにはそれぞれの産地の特徴が書かれた紙が入っていて、わくわく楽しみながら食べることができた。
- エクアドル
- エクアドル産カカオを使ったコクと酸味のバランスの良いガナッシュをオリジナルダークチョコでコーティング
- コスタリカ
- 中米の小さな国コスタリカで取れたカカオを使用した酸味と苦みのバランスの良いガナッシュを、オリジナルビターチョコでコーティング
- ヴェネズエラ
- ヴェネズエラ産のカカオを使った、ナッツとフルーツのような香りを持つガナッシュをオリジナルダークチョコでコーティング
- マダガスカル
- マダガスカル産のカカオを使った、苦味と酸味のあるスパイシーなガナッシュをオリジナルダークチョコでコーティング
- メキシコ
- メキシコ産のカカオを使った、程よい苦味と酸味のバランスがとれた、まろやかなガナッシュを、オリジナルダークチョコでコーティング
- ブラジル
- ブラジル産の酸味のあるナッツのような香ばしさを感じさせるガナッシュをオリジナルダークチョコでコーティング
歯を立てるとカリっとしたコーティング層の中の柔らかくなめらかなガナッシュが顔を出す、食感もうっとりするようなチョコレート。
とにかく「今、美味しいチョコレート食べてる」という感覚に浸れる。
実は年々チョコレートが苦手になっている私。
甘くてこってりしている、というチョコレートのイメージが、「一口でいい」というような感想につながるタイプの「苦手」なので、甘いもの自体は好きだけど、なかなかチョコは選ばない、というのが正直なところ。
でもこのチョコレートは、しっかりとしたチョコレートの味・香りを持ちながら、全くくどくない。
「美味しい~なくなっちゃったけど、満足。満足だけど、もう一つ食べたい……!」という、充足感はあるのにいくらでも食べられちゃうような、そんなチョコレートだった。
お気に入りすぎて、来年も来てくれるんだったら買っちゃうと思う。
ちなみに私の一番お気に入りはブラジルだった。
「なんでチョコ苦手なくせにバレンタインのイベント行くねん」という感じだが、こういう出会いがあるからである。
あと、GODIVAのピクミン缶を買っちゃったのと、メリーチョコレートのポケモン缶を4種かっちり買ってしまった。
可愛すぎるので……